営業は、ただの「売り込み」ではない。
営業とは、単に「この商品を買ってください!」と言うだけではありません。そのよりも大切なことは、お客様の悩みや困りごとを解決することです。
考えてみてください。お客様に時間を取ってもらい、商品の説明をしますが、その商品がお客様にとって役立たなければ、お客様は「なぜこの時間を使わせられたのか」と感じてしまいます。
このような場合、営業は「テイカー」になってしまいます。
つまり、お客様からただ時間を取るだけの存在です。このようなアプローチでは、営業は成功しづらく、お客様との良好な関係も築けません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
まずは、お客様の状況やニーズをしっかり理解することが大切です。
お客様がどのようなことに困っているのか、どのようなものを求めているのかを知ることから始めます。
そして、自分の商品やサービスで、その悩みや困りごとをどう解決できるかを考えます。これを「ギバー」の考え方と言います。つまり、お客様に価値を「提供する」考え方です。
お客様のことを考える際、お客様の「WHO」を大切にすることが推奨されます。これは、お客様の特性や、何を求めているのか、どのような価値観を持っているのかを理解することです。この情報をもとに、お客様のニーズに合わせた提案ができるようになります。
結論として、営業は単に商品を売るだけの活動ではありません。
それは、お客様の問題や悩みを解決することを目的とした活動です。
お客様のことを真剣に考え、そのニーズに合わせた提案をすることが、真の営業の姿だと思います。
という事に今日改めて気付かされました。